「星降る夜空に賢治のトシ!の声」


九月初めに手にした台本が稽古の度に身重になっていく

毎度の外郎売のワークショップも全てこの台本のシーンに生かされていく

先ずは「群読」

一人の声が際立ってはいけない!

目指すは声と音色の一体感!

自分の声が周囲の声と溶け合う一体感が心地良い

「会話」

発する言葉は外郎売の台詞!

その台詞に自分の感情(喜怒哀楽)を込め表現し会話を続ける!

互いの目を見て感情を感じ取り、そして相手に又伝えあう!


丁寧な日常会話が試されている

第三の目を持つお客様は何を感じるのだろう


「団歌」

何もない舞台に力強く団歌を歌い湧き上がる人々!

最後の掛け声「よっしゃ‼︎」で決めたその時、

その舞台は、『よっしゃ‼︎の「宮澤賢治の世界」が広がる!』

楽しみだ!胸が高鳴る!

「キャラクター」

この台詞を言う婆さんは、強気で頑固者それとも弱気な小心者?

自ら作れ!この台詞を言わせたいと思うキャラクターを!

そう、こんな時こそ私は、あのキャラ設定で挑戦してみょう!なんて考えている、楽しい時間だ


秋の気配を感じる今日この頃、

夜空の星も煌めいてきた。

あの星に願う!

少しでも賢治の世界観に近づきたい!


     レポート by   みさき

  

横須賀シニア劇団     「よっしゃ!!」

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